天草宝島国際トライアスロン大会は、次回で40回目を迎えることになります。
1985年に日本で初めてのオリンピックディスタンスの大会として本渡市(現 天草市)を中心に、スイムは本渡海水浴場、バイクは苓北町まで現コースとほぼ同じ、ランは市内1周でフィニッシュが本渡陸上競技場となって開催されました。
第1回から30回までは、天草市が主催者となり日本選手権大会や世界選手権代表選考会として日本のトライアスロンを代表するレベルの高い大会を毎年開催するなかで、1993年にはITUワールドカップシリーズ第一戦が行われ、「日本の天草」から「世界の天草」になりました。
その後、JTUエイジグループランキング対象大会、JTU九州ブロックトライアスロン選手権、九州ブロック国体予選会(本年で25回目)、長嶋茂雄杯(本年で22回目)も加わりました。
第31回からは、熊本県トライアスロン連合・天草市トライアスロン協会が運営主体となり名称を「天草宝島国際トライアスロン大会」として、天草トライアスロン大会実行委員会を結成して開催しています。
しかし、2016年4月16日~17日、熊本地方を襲った地震により、多くのトライアスリートが被害を受けたため急遽中止したり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により中止したりと平坦な道のりではありませんでした。
このため、新たな取り組みとして、第37回大会から天草大会の開催に尽力していただいた永谷さんを記念して「永谷誠一杯」を、第38回大会から「ゆるっと天草」部門を新設しました。
また、前日にはキッズを対象にした「アクアスロンやデュアスロン大会」を開催するなど、大会の質は高めつつ、一方で「楽しめるトライアスロン大会」を目指しながら、トライアスロンの普及に努めています。
熊本県トライアスロン連合・天草市トライアスロン協会は、手探り状態から取り組んできた大会ですが、エイドの設営・運営を地元の青壮年会が担ってくれるなど、多くの皆さんの支援・協力により、参加者や地元の皆さんからの評価を受けながら、天草らしさを継続できる大会となっています。
ぜひ、天草大会に参加して、トライアスロンと天草の豊かな自然を満喫してください。
第40回天草宝島国際トライアスロン大会
大会日
2025年5月25日(日) 8時スイムスタート 12時30分ランフィニッシュ
申込期間
- エントリー開始日 2025年1月10日(金)12時
- エントリー締切日 2025年2月28日(金)12時
場所
- スイム会場:本渡海水浴場
- バイク:苓北町折り返し
- ラン:広瀬公園を中心とした周回コース
- フィニッシュ会場:天草市陸上競技場
規模
- エリート :60人(男子:40人、女子:20人)
- エイジ :500人
- リレー :30組
- ゆるっと天草:初心者30人、ベテラン30人、高校生10人
エントリー料
- エリート・エイジ 25,000円
- リレー 30,000円
- ゆるっと天草 20,000円 高校生:10,000円
参加資格
- エリート・エイジはJTU会員登録者
- エリート・エイジは、2025年12月末で18歳以上。
- リレー、ゆるっと天草は高校生以上
制限時間
- 4時間:エリート・エイジ・リレー
- 12時30分まで:ゆるっと天草
2024年8月1日
天草トライアスロン大会実行委員会