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大会中止のお知らせ

第36回天草宝島国際トライアスロン大会にエントリーされた皆さんへ

天草はトライアスロン51.5㎞大会の発祥地であることから、全国に先駆け、新型コロナウイルス感染症防止対策を徹底した、安全安心のトライアスロン大会を開催したいと準備を進めてきました。
当初、6月大会として準備を進めてきましたが、6月段階の感染拡大が見込まれたことから、9月までにはワクチン接種がほぼ終了していて、地域や選手の皆さんの新型コロナ感染症に対する不安感も小さくなっていると判断しまして、9月大会へと延期しました。
しかし、コロナワクチン接種は思っていた以上に進展せず、今日的には変異型(デルタ株)による爆発的な感染拡大が起きている、さらに、変異株の感染力の強さは現在の感染予防対策だけでは対応できない現状が見えてきました。

大会開催まで、残り1ヶ月となったなかで、大会開催の準備はほとんど終わり、最終のチェック段階に入っていましたが、熊本県においては8月8日から31日まで適用されていた「まん延防止等重点措置」が、8月20日より9月12日まで延長されることになりました。
天草においても、8月に入り県外からの帰郷者や旅行帰りの人たちから感染が広がり、毎日数名の陽性者が確認される
ようになってきました。

このため、8月からの県内のイベントがほとんど中止されて、9月11~12日に予定されていた「第76回熊本県体育祭八代大会」も中止になりました。

私どもは、大会開催へ向けて、

  • 選手の皆さんには、大会への参加条件として「PCR検査」(主催者側負担)の陰性証明の提出、大会2週間前から毎日体温を測り、健康チェックシート記入
  • 審判の皆さんには、大会日までに全員「PCR検査」(主催者側負担)を実施
  • 大会役員、スタッフ、ボランティアの皆さんには、「抗原検査」(主催者側負担)を実施
  • 受付など、選手と接触の多いスタッフ皆さんには、1週間後に「抗原検査」を実施

等の新型コロナ感染症対策に万全を期することにしておりました。

しかしながら、全国的に変異型(デルタ株)による爆発的な感染拡大がすすむなかで、
一つには、選手の皆さんを始め、関係者、応援をしていただく皆さんの命と健康を守ることが重要である。
二つめには、変異型(デルタ株)感染症の感染拡大の収束を図るためには国民一人一人が自覚を持って対処しなければならない情勢にある。
ことをふまえ、苦渋の選択として第36回天草宝島国際トライアスロン大会を中止することを決定しましたので、お知らせいたします。
また、選手の皆様におかれては、暑いさなかにも関わらず、天草大会のために練習を積み重ねてこられたことに感謝申し上げるとともに、皆さんの期待に添えず大変申し訳ございませんが、なにとぞご理解いただきますようお願い申し上げます。
同時に、来年の第37回天草宝島国際トライアスロン大会開催に向け努力を重ねて参ります。

2021年8月17日
第36回天草宝島国際トライアスロン大会実行委員会

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